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絵を描くことが嫌になる前の予防

※この記事は自分用のメモです。矛盾点や間違ってるかもしれないことも載っています。随時更新
※あくまでも予防なので、もう既にスランプに陥っているとか、絵を描くのがイヤだ!となっている人向けではありません




●ひとやすみする。休憩を入れる
「創作するのは楽しい。絵を描くことが好きだ。だからいつまでも作業できる!←錯覚
人間の脳みそは、いつまでも集中力を保てない。集中力を保てなくなるし、疲れる。
疲れるとストレスなので、絵を描くことに対して嫌悪感がわいてしまう。そうなる前に休憩を入れる。

学校の授業でも休み時間がある。嫌いな教科も好きな教科も等しく勉強する時間は同じだったはずだし、休み時間もあったはず。学校のようにきっかり1時間半で絵を描くのやめる、とまではしなくとも、せめて自分の中で一区切りをつける。

「なんか描き始めの時よりノリノリの気分じゃなくなってきたな~」と感じるタイミングがあるので、それを目安にするといい。どんなに、「えっここで休憩入れる!?中途半端で気持ち悪い!あそこまで描き進めたい」って思っても、休憩タイム。絶対。マジで!!

「好きなもの、興味のあるものに対してなら、長時間作業できる」と思ってしまいがちだけれど、
実際に、いつまでも同じことに向き合っていたら、飽きてくる。それでも続けているとだんだん嫌になってくる。悪化すると心がアレルギー反応を起こすようになる。


●休憩中は、見えない場所に作品を隠す
自分自身が完成途中の絵から遠ざかって、見えない場所に行く、でもいいけど、なるべく絵の方を隠す。

デジタルで絵を描いているなら「ペイントソフトを終了する」でいいのだけど、
アナログで絵を描いているなら、目に入らない場所に一時的にしまっておく。薄い紙ならファイルに挟んで仕舞うとか、デカい作品なら裏返すとか、布を被せるとか…

なぜ見えない場所に隠す必要があるのかというと、休憩中なのに描きかけの絵が見えると休憩にならないから。
お茶を飲みながら横目で絵を見て「あ~ここ修正した方がいいかも」「ここ描き込んだ方がいいかも」
と、見える場所に置いてあるとつい絵のことを考えてしまう。知らず知らずプレッシャーになる。
「絵が圧力をかけてくる、この場所がイヤだ」となってしまう場合もある。机で絵を描いているなら、椅子に座るのが苦痛になってしまう。(なので絵の方を隠した方がいい)
休憩とは、絵のことを考えないで済むタイムだ!


●絵を描くモードから休憩タイムに入るための、スイッチの切り替え忘れに注意
前の項とちょっと被るけど、違うことを書きます。

絵に取り掛かる時、人によって様々な「絵を描くスイッチ」みたいなものが自分の中にあると思う。
それは、自分の中で絵を描くモードに心を切り替えるための、物理的なスイッチ。例えば、「照明を明るくする」「PC・携帯の電源を切る」「自宅ではない環境に行く」「メガネをかける」「髪の毛を結う」「絵を描く直前に瞑想する」「お絵かき配信をする」等々…

この、心を切り替えるスイッチを、休憩タイムになった時に切り替え忘れないように注意。
休憩タイムを意図的に作るとする。でもその時、普段絵を描いていた時にやっていたことを、休憩中にもやっちゃうと(メガネをかけたままお茶を飲む、照明を明るくしたままお茶を飲む…)、休憩にならない。
「絵を描くモード」から「休憩タイム」にうまく切り替われないので、あんまり休憩したことになっていない。
そうすると、前述した通りのことが起こる。(絵が圧力を云々)

「絵を描くモード」にするためのスイッチなんてないぞ!?という人は、作ることをおすすめ。
「絵を描くモード」に入るため、ではなく、休憩タイムにスルッと入れるため、作ることをおすすめ。
あるいは、無意識にスイッチにしちゃってる何かがあるかもしれないので、自分の行動に注意してみてください。


●自分で自分の絵を批判しない
むかーーし描いた自分の絵に対して「あ~この頃は発展途上だな」と思うのはOK。
今まさに絵を描いている途中、特に終盤に差し掛かっている時に「あ~この絵イマイチだな」と思わないこと。自分で自分のやる気を削ぐ行為。自信喪失に繋がる。最悪の場合一生完成しない。

ついでに言うとむかーーし描いた絵に対して「この頃は良かった…今なんて…」と思わない。

「今、自分が出せる限りの力で、最強で最高の絵を描いているのだ」と思いながら描く。思いながら、というか、実際そうなのだからそもそも思う必要はないのだけど、自信が持てない時はそういう方向に自分の心を持っていく必要がある。例えば、いつもとは違う絵柄に挑戦している時とか、いつも使っている画材ではない時とか。
そして完成したらめちゃくちゃに自分の絵を褒める。達成感を味わう。なんならパーティを開く。YEAHHHHHHH!!

もしも、完成した瞬間に「イマイチだ」と思ってしまうなら、多分スランプか過度な自信喪失状態に陥っているので、この記事は役に立たない(あくまでも予防だから)。


●失敗を恐れない
いろんな描き方を知ってくると「この描き方にあの方法取り入れたい」と思いつくことがある。
思いついた時に「試してみたい!」とワクワクするなら挑戦した方がいい。気持ちがいいから。

反面、「でも失敗したらいやだなー」「失敗作は生み出したくないんだよなあ」
と思う気持ちもわかる。何をもって失敗とするのかは時と場合によって違うけど(思ってたんと違うとか自分には向いてないとか部屋が汚れたとか)、確実に経験値になるから「良いことだ」と考える。「この方法はアカンなあ、これからはやめとこう」と思ったり、「これをやるなら、もっとこうした方がいいんだな」と思ったり。失敗も学び。失敗しても時間・労力は無駄にならない。

絶対に失敗作は生み出したくない!!という気持ちがある時は、試し描きをする。あるいは、これは試しだから、本番じゃないから、と自分の中で予防線を張る。

逆にもしも失敗しなかったら「ラッキー!!」と考える。


●絵に対する本気度をおしはかってから描く
理想的な例)
らくがき本気出して描く絵らくがき本気出して描く絵らくがき→…

非推奨の例)
ものすごく本気の絵ものすごく本気の絵ものすごく本気の絵ものすごく本気の絵→…

「ものすごく本気の絵」が続くと、「絵を描いている間は緊張している状態」が長期間続くので
描きたいと思っても描けなくなる日が、いつか来る。人によって違うかもしれないけど自分はそう。

本気の絵とらくがきを交互にやった方がいい、という意味ではなく
「すごく本気を出して描く絵」が自分にとってあったとして、そのレベルのを続けて描くのではなくて「楽な気持ちで描ける絵」を挟んだほうがいいよ、という意味。本気を出す絵を続けて描いてもいいけど、例えば大型のキャンバスに描くのとハガキサイズに描くのとでは、気楽さが違う。

別の例)
本気の絵(500×500)本気の絵(2000×2000)本気の絵(500×500)本気の絵(2000×2000)→…

別の例2)
でかい紙に小さい絵でかい紙にでかい絵でかい紙に小さい絵でかい紙にでかい絵→…


●描きたくないと思ったら、描かなくていい
なんかチャ○ルドラインみたいな文になってしまった。
描きたくないけど、描かなくちゃ!っていう時がある。

例えば、「最近絵描いてないからそろそろ描かなくちゃ」と思ってる時…
例えば、何かの記念日が近づいている時…
例えば、締切りがある時…
例えば、あんまり気乗りしない依頼の絵を描かないといけない時…
例えば、完成間近の作品に対して「さっさと完成させなきゃな~」と思いつつなんとなくずっと手が付けられない時…

描かなくちゃ、描き上げなくちゃ。
そう思ってる作品、今は描かなくていい!!今は全部忘れろ!!
某漫画の台詞を借りるなら、そういう時は「あえて寝る」!!

気分が乗らない時に手をつけても、楽しくない。ということは、絵描きに限らず何かしらもの作りをしている人全般に共通することだと思う(自分は違うよって人いたらすみません)
楽しくない時間を過ごすことは楽しいか?否、楽しくない。
今は別のことをして、そのうち、「あ、今描きたい気分かも」ってなったら描く。

その「そのうち」が来なかったらどうするのか?
諦めて関係者各位に頭を下げる or 自分が病んでもいいから描く
好きな方を選ぶ。ただし、両方は選ばないこと。


●公開したいと思ったら公開していい。公開したくないと思ったら公開しなくていい
ネット上で活動している人向け。というか自分向け。
絵を描いていると「完成度高くして公開しなくちゃ」という強迫観念めいた呪縛に囚われがち。

「らくがきは、上げちゃいけない」「没になった絵は公開しちゃいけない」「途中経過の絵は上げちゃいけない」「正直納得いってない作品だけど、完成したから上げなくちゃ」「めっきり絵を描いていないから、そろそろ何か描いて公開しなくちゃ」

こんなふうに思っている自分がいることに気づいたら、まず自分に正直になる。
本当に公開したくないのか、それとも公開したいのか。
人の目を気にして足踏みしている感じだったら、自分の気持ちを優先する。


●すごく絵を描ける状態になっても、注意する
最初に「人はいつまでも同じことに向き合ってられない」と書いたけど、まれにそういうのを凌駕する時がやってくる。マジでいつまでも絵を描いていられる状態になる。
多分脳みそのドーパミンがなんらかの理由でドバドバ出てるとか、ストレス発散(自分への癒し)の究極型だろう。

そういう時、注意したいのが、
・自身の身体の健康
・作品の完成度の高さ
この辺。

・自身の身体の健康
寝ないでいる(休憩はするけど睡眠をとらない)・何も食べないでいる はNG。こういう状態の時、自分の身体のことなんか全然考えられないかもしれないけど(というかむしろ寝る・食べる時間があったら絵を描きたいって思ってしまうかもしれないけど)、気付いたら出来るだけ注意する。身体を壊します。絵を描くどころではなくなるため危険です。ちゃんと寝る・食べるを意識する。

・作品の完成度の高さ
別に完成度の高さは気にしてないよ~な時はここは読み飛ばしてください。

夢中になって絵を描いていると、修正した方がいい部分が見つからなかったり詰めが甘い部分が発生したりする。
普通、絵を描いていたらどこかで休憩を挟むもので、その休憩は「一晩寝かせる」みたいな役割を果たしてくれる。だから修正したい部分や詰めが甘い部分が見つかる。でもそれがないので、見つからないことがある。
絵が完成した時、「夢中になって描いちゃったけどここ直したほうがよかったなあ」が起きる。
その辺り、妥協したくない場合は、適度に休憩を挟む。


●作業用BGMと自分用イージーリスニングをごっちゃにしない
ここで書くイージーリスニングとは、「ジャンル」のことではなく、「自分にとってほっとする楽曲」を指す。

作業用BGMを流しながら絵を描く、という人は結構いる。
音楽は気が散るから流さないという理由で、無音・環境音だけで絵を描くという人もいると思う(自分がそう)

どちらにしても、休憩タイムの時にも作業用BGMを流したり、
自分用イージーリスニング(ほっとしたい時に聞きたい曲やとても気に入ってて好きな曲とか)を作業用BGMにする、
等の、音楽の使用用途をごっちゃにする行為はあんまりしない方がいい。
なぜかと言うと 絵を描く←→休憩 の切り替えがうまくいかないから。

例えば、ある楽曲を好きだからという理由で、
作業用BGMとしても流し、休憩タイムとしても流し…という使い方はNG。
どっちも!ではなく、どちらかに絞ることを推奨。

作業用BGMは絵を描く時だけ流す。
ほっとする曲はほっとする時(休憩タイム)だけ流す。

絵を描いている時は無音の人は、逆に「休憩タイムの時にだけ流す曲」を自分で設定するのがお勧め。
好きな曲でもいいし、ノリノリな曲でもいいし、静かな曲でもいい。自由度としてはこっちの方が高い。
「この曲を聴いてる時は休んでいい」という安心感を脳みそに刷り込ませることによって、
絵を描く←→休憩 の切り替えがうまくいく。場合もある。


●数字に囚われない
「自分の作品の反応の数」について。「誰かの作品の反応の数」は含みません。
反応のいい絵も描くし自分が本当に描きたい絵も描くし、数字には囚われないよ!と割り切っている方には参考にならない項かもしれません。

反応を「気にする」ことは悪いことではない。ウケのいい絵も描けて、自分自身その作風で描くのは好きだ!と分かったら、お互いに得だから。名も無き絵描きも中堅の絵描きも、反応を気にするのはいいこと(と思う)。
問題は反応に「囚われる」こと。早い話が精神を蝕む。


作品を公開したら反応が返ってくる。反応が目に見えて最も分かりやすいのは数字。
サイトやブログだったらアクセス数とか、SNSだったらいいねやRT、ブックマーク、評価の数。閲覧数も見えるところも。

反応が思っていたより少なかったり(反応がないことが反応)、「こっちの作品は頑張って描いたのにあっちの作品の方が評価高い」となったり。数字というものは分かりやすくて喜ばしい反面、自分が落ち込む要素も含む。
そういった数字に囚われてしまうと落ち込んだまま絵が描けなくなったり、「あっちの方が反応がいいから」と作風やジャンルを変えてみたり。一時的にとか、変えてみたら性に合っていた!と判明したらいいけど、合っていないことを続けていると疲れちゃったり、自分が本当に描きたいものから段々ズレていってしまう。そして病む。

予防としては、
「作品を公開したら間を置かずにしょちゅう数字を確認しに行っていないか?」と自分に問いかけてみる。
当てはまっているようだったら、作品を公開したら「一定期間作品の反応を一切見ない」こと。
公開してすぐ、どんな様子か見てみたい…けど我慢!!web拍手の管理画面は開かない。pixivやツイッターだったら通知欄に何か出てくるかもしれないけど、開からない。エゴサーチもしない。(メールボックスだけは普段通りチェックしてください)

時間が経ったら「完成したぞ!やったぜ!」という熱が冷めて、作品の反応に対する期待感が薄れる。もしもなんにも反応がなくてもガッカリ具合が減る、といった感じ。

一定期間は人によりけり。交流もするから通知欄を開かないわけにはいかないという場合でも、最低限丸一日待ってみてください。

それでも我慢出来ない!とか、やっぱり数字を見て落ち込んでしまう!という場合は、ネット自体から離れてみる。

by uepon-12 | 2018-03-02 19:08 | ○ 雑記
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